桃と瓢箪と杖を持った頭の長いおじさん(中国の翡翠の置物は誰?)
何年前だったか忘れたけど、うちの父親が中国出張に行ったときに「あげるわ」と言われて、貰ってきた置物があります。
なんか良い物らしいです。
で…これは何なん??
ほんで、めっちゃ重たいし!!
誰も知らないまま、ずっと何年も家の玄関に置いてありました(←適当)
数日前にやっと調べる気になって、このおじさんの正体がわかりました!!
寿老人(じゅろうじん)
手に桃を持った、頭の長いおじさん…
これは、どうやって調べようか??
「桃・杖・瓢箪・中国・神様・翡翠・置物…」
ここらへんのキーワードを打ち込んで、出てきた画像で近いものをクリックして、そのサイトを見てみる。
たぶん、寿老人だろうということで、寿老人について調べてみました。
福禄寿と同じ人?(よく似てる)
寿老人と福禄寿はどっちも、巻物を結び付けた杖を持つとされています。
(杖の先から出てるのは…巻物なのか!?)
ですが、寿老人はもう一方の手で、うちわや桃を持っています。
うちわ…災難を除けるというご利益がある
桃…長寿を意味する果物
基本的には、うちわと杖を持つのが寿老人の姿とされます。
(うちにいるのは桃バージョンなんだなぁ)
中国では桃を長寿を意味する果物とすることから、寿老人の像に描かれるようになりました。
また中には、お酒をたくさん飲むという説話(福禄寿と同一)があることから、お酒を入れた瓢箪を持つ姿でも描かれたりしています。
(うちのは瓢箪も持ってるわ!!)
中国の老子のこと?
寿老人は中国の道教が由来みたいです。
道教と言えば「足るを知る」の老子ですね!!
(TAO=道 最近、本で読んで覚えました!!)
その老子の化身が寿老人として現れたのではないかと言われます。
この寿老人のモデルとなった人は、創作の物語もありますが、1000歳やら1500歳の長寿だったとされます。
まさか老子のおじさんが、ずっと家にいたとは思わなかった!!
南極老人星、カノープス?
寿老人の由来には、南極老人という言葉が使われます。
これは南極老人星とも言われる、カノープスという星の化身を意味する言葉です。
カノープスは、中国や日本など北半球では中々見ることができない星であるため、吉祥を意味する縁起の良い星とされました。
この南極星のことともされますが、寿老人は寿星の化身ともされます。
色んな説があるけど、とにかく長寿なんですね~
七福神のメンバーらしいです(神セブン)
寿老人は七福神の1人だということを知りました。
・恵比寿さん(商売繁盛、十日戎、えべっさん、蛭子、手や足がなくて蛭みたいだから舟で流されちゃった、日本出身)
・大黒さん(シヴァ神がめっちゃ怒ったバージョン、インド)
・弁財天(サラスヴァティーのこと、インド)
・毘沙門天
・布袋さん
・寿老人(老子のこと、中国)
あと1人が出てこない…
小学生の時に修学旅行で広島に行った時におみやげで買ったものが出てきました。
う~ん、見てもわからん(笑)
ということで、ネットで七福神のメンバーを見て驚きました!!
寿老人と福禄寿は同一人物だと思ったのに、2人ともメンバー入りしてました!!
七福神のメンバーを覚えた✨
— ウサキさん⭐️ (@schizoid_usaki) 2022年2月23日
寿老人(じゅろうじん)と福禄寿(ふくろくじゅ)は同一人物だと思ってたけど、2人ともメンバー入りしてた‼️
日本の神様をよく知らない…
神様って、1人でも姿を変えたり、たくさんの名前があるんですね。
私の場合は、先にインドの神様を調べていて、そこから日本だと○○という名前だという覚え方をしています。
ギリシャ神話も好きなのに、なぜか日本の神様については知ろうと思わなかった…
今回は、家にあった置物は「一体、何なんだ??」ということで、寿老人=老子のことか!!
へぇ~、七福神なんだ!!という流れで知りました(笑)
今まで「デコっぱち」と言って、ごめんなさい。。
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