人生の価値とは?自分自身で精一杯生きる
「死ぬことが人生の終わりではない インディアンの生き方」という本を読みました。
どこかで聞いたことがあるなと思ったフレーズ(word 3・4)は、インディアンの教えだったのですね。
私は本当に何も知らなかった…
「インディアン 嘘つかない」
この言葉の背景には、歴史がありました。
家にあるインディアンカレーを見るたびに、思い出すのだろう。
7か条の教え
word 1
変化は必要です。
もしあなたが不幸なら、
何があなたを幸せにするかゆっくり考え、
必要な変化を受け入れなさい。
word 2
あなたの喜びは私の喜びです。
だから、あなたのためにすることが
私の負担になるはずがありません。
word 3
誰かに判断をくだす前に、
その人のモカシン(インディアンの革靴)を
二週間は履いて歩いてみましょう。
word 4
あなたが生まれたとき、
あなたは泣いていて周りは笑っていたでしょう。
だから、あなたが死ぬときは
周りが泣いていてあなたが笑っているような
人生を歩みなさい。
word 5
生きることと死ぬことは
ひとつのサイクルです。
だから、死ぬことは
季節の移り変わりのように
素晴らしいのです。
word 6
魚は水のことを考えません。
インディアンは死のことを考えません。
word 7
自然は、正しい者の上にも、
悪い者の上にも同じように
甘い雨を降らせます。
ネイティブアメリカンの歴史
「とても素敵だな~♪」と思って、インディアンについて調べていたら、迫害と虐殺をされていたという残酷な歴史に辿りつきました。。
コロンブスによる新大陸の「発見」以来、先祖から受け継いだ土地を奪われて、現在では連邦政府から「与えられた」居留地で暮らしています。
現在では「インディアン」「インディオ」という呼称は用いられなくなってきており、特に前者は差別用語と一般に認識されている。
そのため、アメリカ合衆国では「ネイティブ・アメリカン」、カナダでは「ファーストネーション」、中南米では「インディヘナ」などの呼称が一般的である。
今は、ネイティブ・アメリカンと呼ぶのですね。
※本では、アメリカインディアンと表記されてました
生きること=死ぬこと(アメリカインディアンの世界観・宇宙観)
安らかに生きて、安らかに死ぬ
自分自身で生きる、精一杯生きる
満足して死ぬ、美しく死ぬ
生きるべき場所、死ぬべき場所
どう生きたか?いかに死ねるか?
ありのままに死を受け入れる
死は最後の人生経験
インディアンの歴史を踏まえた上で、改めて読むと、何とも言えない気持ちになりました。
なんで人間って、こんなことをするのだろう…
私には「安楽死」をしたいという気持ちがあります。
ずっと肉体的な面でしか考えていなかったのですが、精神的な安楽死を目指そうと思います。
自分らしく精一杯生きることが、安らかな眠りにつながる。
ニーチェの「もう一度、生まれ変わってもいいと思える人生を生きよ」ですね。
schizoid-personality.hatenablog.com
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