スキゾイドな「ウサキさん」の思考

1人が楽なタイプ。 考え方、思うことは、人それぞれ。 「こんな人もいるんだよ」ってだけの話。

「道=TAO タオ」老子の教え(第33章 足るを知る)全81章

「道徳経」老子ですら自分は人から理解されないと憂いていた

老子は、上篇では「道」下篇では「徳」を論じているので、『道徳経』とも呼ばれています。

 

「道」

老子思想の土台になるものであり、物事の存在や変化をすべて支配し、世界を動かし、変化を促す力のこと。

 

「徳」

「道」に基づいた行いのことであり、何をするにも無理をしないという、老子が説く「無為」のこと。

 

道経(1~37章)

第1章 「道」は天地万物の変化の根源

第2章 表があるから裏もある

第3章 「無為」の政治を目指す 

第4章 「道」のはたらき

第5章 多弁は窮する

第6章 「道」は万物を生み出す母体

第7章 無私に徹する

第8章 上善は水の如し

第9章 ほどほどに生きる

第10章 奥深い真の徳

 

第11章 無形があるから有形がある

第12章 腹を満たして欲を抑える

第13章 自分を大切にする人ほど他人も大切にする

第14章 「道」を考える

第15章 古いものを新しいものにする人とは

第16章 「道」を悟る効用

第17章 最高の君主

第18章 仁義が重んじられる状況とは

第19章 小細工を捨てる

第20章 老子の憂い

 

第21章 「道」からわかる万物の始まり

第22章 聖人は「道」を天下の規範とする

第23章 道徳心のない人は信用されない

第24章 自分の目だけを信じる者は何も見えない

第25章 人は四大のひとつ

第26章 軽々しさは君主の大敵

第27章 愚かな智者とは

第28章 自然体の者を指導者にする

第29章 天下を治めるには自然体がいい

第30章 強さをひけらかしてはならない

 

第31章 戦争は葬儀の礼に則る

第32章 万物は「道」に帰着する

第33章 「道」に沿った魂は永遠

第34章 「道」は偉大である

第35章 「道」とは空気のようなもの

第36章 国を治めるには手の内を見せない

第37章 私欲を消せば平穏になる

 

徳経(38~81章)

第38章 有徳者の徳

第39章 「一」を保てば心が安定する

 

第40章 「道」は根源に立ち戻る

第41章 「道」は常識では理解できない

第42章 陰があれば陽がある

第43章 無為のすごさ

第44章 欲を抑えれば安泰

第45章 清浄が正しい世の中にする

第46章 足るを知る

第47章 遠くに行くほど道は見えない

第48章 知識よりも人間力

第49章 正しい国の治め方

第50章 長寿の心得

 

第51章 君子の役割

第52章 危険を避ける生き方

第53章 上に立つ者ほど欲を抑える

第54章 老子の天下観

第55章 天道に反するものは滅びる

第56章 超然とした人とは

第57章 道理に従い国は治める

第58章 禍福は隣り合わせ

第59章 深く根をはる

第60章 大国を治むるは小鮮を煮るがごとし

 

第61章 大国と小国のありかた

第62章 悪人にとっての「道」

第63章 慎重に行動する

第64章 問題は小さな芽のうちに摘む

第65章 無知の政治

第66章 謙虚に国を治める

第67章 三宝の徳

第68章 争わない徳

第69章 慈悲の心

第70章 老子の愚痴

 

第71章 欠点を自覚する

第72章 民を思いやる政治

第73章 天網恢恢疎にして漏らさず

第74章 余人をもって代えがたい

第75章 上に立つ者の姿勢

第76章 強がる者と柔弱な者

第77章 天の道と人の道

第78章 リーダーの役割

第79章 天道は善人に味方する

第80章 理想の国

 

第81章 審美眼を持つ

 

第33章 「道」に沿った魂は永遠

人を知る者は智なり、

自らを知るものは明なり。

 

人に勝つものは力あり、

自ら勝つものは強し。

 

足るを知る者は富み、

強めて行う者は志を有す。

 

其の所を失わざる者は久しく、

死して而も亡びざる者は寿し。

 

他人のことがわかる者は、知恵のある者に違いない。

しかしながら、自分のことがわかる者こそ真の意味で聡明といえる。

 

他人に打ち勝つ者は力のある者に違いないが、自分に打ち勝つ者こそ本当に強いといえる。

 

満足を知るものは豊かだが、勤勉に努力する者こそ志を遂げることができる。

 

自分の拠り所を失わない者は何ごとも永続し、「道」のあり方に沿って生きた者の魂は永遠に残る。

 

「老子」「タオ」のおすすめ(私が読んだ本)

「タオを生きる---あるがままを受け入れる81の言葉」

「タオ―老子」

「マンガでわかる老子入門 「無為自然」の教えを学ぶ」

 

「タオ」って何だ?

 ↓

「タオ=老子」のことか

 ↓

「マンガ 老子入門」

という順番に、図書館で本を借りて読みました。

 

 

「わたしの言葉や行動が理解されないのはなぜだ?」

「人々はわたしの言葉の道理がわからないので、わたしのこともわからない」

と老子でさえ、憂いたり、愚痴ったりしています。

 

そして「わたしは世間にいないタイプだから、価値がある」とも言っています。

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※第70章 老子の愚痴 より

 

「易経」を勉強してつながった(似てるかも)

占いのイメージのある「易経」は帝王学の書です。

陰と陽の組み合わせからなる64卦は人生で起こるすべてのことを表しているといいます。

 

易経と道徳経の教えは似ているところが多いので、相乗効果で理解が深まりました。

易の勉強をしていなかったら、老子は難しすぎて意味不明だったと思います。

 

私もやっと「老子」の言葉がわかるようになったのか~

 

そういえば、うちの家系の男性に名前には「道(みち)」がついてるな…と思い出しました。

 

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