本当の自分、弱い自分を認める勇気
みなさんは「ウサギは寂しいと死ぬ」という話を聞いたことがあるでしょうか?
実際はそうではなく、ウサギさんは「弱みを見せることが出来ない」から、誰も見ていないところでひっそりと死んでいくのですね。
みんなの前では、元気なフリをするのです。
ウサギさんの周りは敵だらけなので、この世界で生きていくために身につけた習性なのです。
でも本当は「痛い、苦しい、つらい、しんどい」のだと素直に伝えられたらよかったのに。
そしたら病院に連れて行ってもらえたり、何かしらの対処は出来るのですが、助けを求めることが出来ないんですね。
私は「このような人は多いのではないか?」と思うのです。
私は自分という人間が存在するのを知っているから、人を信用することが出来ないでいました。
自分を理解してくれる人なんて誰もいない、人間は優しくない、恐ろしい生き物だと思っていませんか?
弱みを見せたら攻撃される、強い自分でいないと、この社会では価値がないと思っていませんか?
自分の心と感情を見ないようにして、抑え込んでいませんか?
寂しいという気持ちすら感じず、泣くことすら忘れて、自分は一人が好きなのだと思い込んではいませんか?
孤独を抱えながら、一人で無理して戦っていませんか?
ずっと私がそうでした。
本当の自分「弱い自分はダメなんだ」と、認めることが出来ませんでした。
だから誰にも助けてと言えなかった。
たった一人でいいから、理解してもらえなくてもいいから、ただ寄り添ってもらいたかった、話を聞いてほしかった。
人は孤独とストレスには、あまりにも弱いのです。
もう我慢しなくていいから、誰かに本音を話してみてください。
そしたら私は、あなたに「よく頑張ったね、よく言えたね、えらかったね」という言葉をかけるでしょう。
もしかしたら、ウサギさんも本当は誰かに温かく見守ってもらいたかったのかも知れませんね(知らんけど)
たくさんの人に見守られながら、ぐっすりと安らかに眠る、ウサギに私はなりたい。