「発達障害」ASD（自閉症スペクトラム・アスペルガー）の心理検査
発達障害の1つであるASD（自閉症スペクトラム・アスペルガー）の特徴を調べていました。
そしたら、ASDであるかどうかを診断する心理検査を見つけました。
どうしても会話が成り立たない人は「きっと、こういうことなんだろうな…」と納得しました。
要点のズレた長々とした説明、言い訳はいらんから「聞かれた質問に答えろ！！」という状況が多々あります。
人の気持ちはこうだろうと相手の立場になって「想像すること」は出来るけど、想像でしかない。
極論を言うと「わかるわけない」と私は思っています。
以下の3つの質問、どう答えますか？
おじさんとチーズケーキの問題
Aちゃんの家におじさんが遊びに来ました。
Aちゃんはお母さんに手伝ってもらって、チーズケーキを作りました。
Aちゃんは食卓で待つおじさんに言いました。
「おじさんのためにケーキを作っているの」
おじさんは「ケーキは大好きだよ。チーズが入っているのはダメだけどね」と言いました。
ここで質問です。
気まずいことを言ったのは誰ですか？
また、なぜ気まずいのでしょうか？
気まずいことを言ったのは「おじさん」です。
その理由は「Aちゃんやお母さんの気持ちを傷つけてしまうから」です。
ＡＳＤの人は、最初の質問で「おじさん」と答えられない。
誰も気まずいことを言っていないと答える。
つまり「チーズは苦手」とAちゃんに告げることが気まずいとは感じないのです。
Aちゃんの気持ちに立つことができないからです。
この質問に答えるなら、私も「おじさん」と答えますね。
善意の押し付けで配慮が足りない ※私が思ったこと・余談
※問題を聞きながら、私が心の中で思ったこと（余談）です。
Aちゃんの家におじさんが遊びに来ました。
※おじさんって、どこの誰だよ！？なんか怖い…
Aちゃんはお母さんに手伝ってもらって、チーズケーキを作りました。
※うんうん、それで？
Aちゃんは食卓で待つおじさんに言いました。
「おじさんのためにケーキを作っているの」
※おじさんの為とか「恩着せがましいな…」ってか待たせてるんじゃないよ。段取り悪いな、前もって作っとけや（頑張って作ってるとこを見せてアピールしたいのか？）
おじさんは「ケーキは大好きだよ。チーズが入っているのはダメだけどね」と言いました。
※あぁ～…これは相手の好みを把握していない、お母さんが悪い！！
サプライズか何か知らないけど、事前におじさんの好みを把握していればこの状況は防げていたでしょう。
好き嫌いの分かれるチーズケーキを「あなたの為に作ったのよ」と言われたおじさん、頑張ってケーキを作ったAちゃん、2人は被害者だと思います。
チーズケーキは「私達が食べたいから作りました、もし嫌いじゃなければ食べてくださいね」と相手に選んでもらったらよかったのに。
おじさんが気をきかせて苦手なものを無理して食べたなら、勝手に好きだと勘違いされて、きっとまた同じことが繰り返されてしまいます。
チーズケーキ以外なら好きだと言ってるのだから、今後のためにハッキリさせといた方がお互いの為にいいと私は思いました。
もしアレルギーだったら、どないすんねん！？
問題とは関係ないところが色々と気になってしまいます…
という私も誕生日にイチゴの乗ったケーキをサプライズで用意されて、ちょっとだけ食べて家に持って帰って処分したり、正直に「ごめん…苦手やねん」と言ったことがあります。
もしかしたら、あなたの手作りケーキは食べたくないから「チーズはダメ」と遠まわしに断っている可能性もありますよね。
だとしたら、おじさんは相手の気持ちを考えられる優しい人です…よね？
サリーとアンのテスト
サリーはカゴを持っています。
アンは箱を持っています。
サリーは持っていたボールをカゴの中に入れて、部屋を出ました。
アンはそのボールをカゴから出し、自分の箱に入れました。
そこへ、サリーが帰って来ました。ボールで遊びたいと思いました。
さて、サリーはカゴと箱のどちらを探すでしょうか？
答えは？
「カゴ」 が正解です。
何故その答えを出したのか？
「サリーはアンがボールを箱に入れ替えた事実を知らないのだから、当然、自分が入れたカゴを探す」
でも、相手の立場に立てない子は「箱」と答えてしまいます。
このテストは自分の視点以外 ( サリーの視点 ) に立てるかどうか、そしてサリーの「ボールはカゴの中にある」という信念を理解できるかどうかというテストです。
※この問題の状況も個人的には色々とつっこみたくなります
マーブルチョコのテスト（スマーティ課題）
この筒の中に何が入っていますか？（筒にはマーブルチョコの絵が載っている）
「マーブルチョコ」と答える子
「違います。ここには鉛筆が入っています」 と鉛筆を出して見せる。
「ところで、お友達が来たら、何が入っていると答えると思いますか」
「鉛筆」
これも“心の理論”育っていない間違った回答です。
友達の立場に立ってみたら、そこに鉛筆が入っている事実を知らないのですから「マーブルチョコ」と答えるはずですよね。
※この問題を見て、すべてが繋がった気がしました…
会話が成り立たない・言葉が通じない人（会社の上司）
こっちは状況を何ひとつ聞かされていないのに、いきなりLINEで指示だけが飛んでくる。
「はぁ？？何のこっちゃねん？？」「こんな指示で誰が理解できるねん！！」
主語もなく、誤字脱字も多いので、余計にわけがわからん…
「なんで、これで相手に伝わると思ってんだ？？」という感じです。
きっと、マーブルチョコ現象が起こってるんでしょうね。
※社内には被害者が多数います（外面だけは良く、必要なことを聞かされてないので他の人が怒られる）
「ある書類が提出されてない」不足していると問合せがあったので、例の上司に確認を取りました。
「あーだこーだ、なんやかんや」と、うだうだ自分の状況を説明した後に「必要なら提出します」と言いやがった。
私は「必要だから、聞かれてるんだと思いますよ？」と伝えました（心の中では「こいつマジか…」バカなのか？と思っています）
経費精算をするのに「個人の現金・会社のカード、どっちで支払ったのか？」を聞いたら「こういう状況になったので、急いで○○の店で買いました」と…（んなことは聞いてねーよ！だから！！みたいな…）
たぶん本人に悪気はありません、本気で状況がわかってないのでしょう。
世の中にはそういう人がいると「知ってさえ」いれば、イラっとするけど華麗にスルーすることが出来ます。
もし私が採用をする立場なら、このテストを実施して参考にします（筆記試験や適正検査をする必要性がやっとわかりました！！）
今の会社では「私の人生で関わってこなかったような人間」をたくさん見ることが出来て、本当に勉強になりました。
schizoid-personality.hatenablog.com
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