深部静脈血栓症になった時の状況(エコノミークラス症候群の足バージョン)
ずっと家にいると歩く機会が減り、ストレスもたまりますよね。
コロナウイルスの感染に気をつけないといけませんが、血栓が出来てしまうと命を落とす可能性が高いです。
私は血栓が出来て足の静脈に詰まって、激痛で立つことさえ出来なくなってしまったことがあります。
そんな年齢じゃないのに!?と病院で驚かれてしまいました…(自分でもビックリです)
血栓が流れて肺で詰まっていたら、死んでいたかも知れません。
当時の状況を振り返ります。
足の静脈に血栓が詰まるとどうなるか?
私の場合は「左足の太もも~腰」にかけて血栓が詰まっていたみたいです。
いきなり左足全体が痺れた感覚になり、力が入らなくなりました。
夜中だったので、明日病院に行こうと寝ようとしたけど、腰の辺りが痛くて寝れなくて…カイロを探して暖めていました。
朝起きると、左足が紫色になり、倍くらいに腫れていました…
家から歩いて10分くらいの病院に行こうとしたら、息切れが激しくて、何度も立ち止まって休憩をしながら、なんとかたどり着きました。
(平日だったので、病院で診てもらってから仕事に行こうとしてました)
背中~腰~お尻の痛みが治らなかった
1ヶ月前からずっと背中~腰が痛くて「しばらくしたら治るだろう」と様子を見ていましたが…全然治るどころか悪化していきました。
なので血栓が詰まってるなんて思わなかったので「整形外科」に行ったのです。
レントゲンを撮ってもらったけど異常なし。
漢方と湿布を処方されて様子をみることになりました。
足も呼吸も「マラソンでもしてきたのか!?」というくらいの感覚で、また1人で歩いて家に帰るのが本当に大変でした。
(この時点で救急車を呼ぶべきでした)
循環器内科に行った(血液をサラサラにする薬)
明らかに「これは、おかしい…」という状態だったので、自分の症状をスマホで調べまくって「深部静脈血栓症」だと思い、次の日に近くの循環器内科に行きました。
血液をサラサラにする薬(エリキュース)を処方してもらいました。
足がおかしくなった瞬間から「背中~腰」の痛みが消えた代わりに「お尻~左の太もも」に痛みが移動してきました。
パンパンに腫れて、熱くなって、何もしなくても激痛です!!
家に中で立ってトイレに行くだけでも大変でした…
なんとか足を引きずりながらも歩けるようになっても、動くとすぐに息切れをする状態でした。
すぐ息切れする、疲れやすい、歩けない
仕事は2ヵ月休職しました。
なんとか立って歩ける状態になってから、大きな病院に検査をしに行きました。
造影剤CTとエコーで「腰~太もも」にかけて血栓が詰まっているとわかりました。
血液をサラサラにする薬を続けながら、水分をこまめに取ったり、弾性ストッキングを履いたりと予防するしかありませんでした…
そういえば、背中と腰の痛み以外にも「足がよくつる」ようになっていました。
原因は仕事のストレス!?
運動はしていたので痩せていました(腹筋バキバキでした)
タバコも吸わない、お酒も飲まない、血栓が出来るような年齢でもない…
今思えば、仕事で血栓が出来るようなリスクが色々と重なっていたのだと思います。
(嫌いな上司に車で長時間拘束されて、気分が悪くなってフラフラ、意識が飛びそうになった)
調子が悪くて、体温を測ると「34℃台」とすごく低くなっていて自分でビックリしました。
食欲もなくなり、何をするのも無気力状態になり、休みの日はずっと横になっていました…
体調の異変を無視しない・無理をしない
コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、緊急事態宣言が発令されました。
不要不急の外出を自粛していると、足を動かす機会が減ります。
血栓症(エコノミークラス症候群)にならないように、健康に気をつけてください。
今は病気や怪我をしても、すぐに病院で診てもらえるかわかりません…
ストレスをためないように、血行を良くすることを意識しましょう。
体調がおかしいな??と思ったらあまり無理をしないように、じゃないと私みたいになる可能性がありますよ。
自分でも、まさかこんなことになるとは思いませんでした!!
(血栓症は水分不足になりやすい夏にも注意が必要です)
schizoid-personality.hatenablog.com